ローリキャベツ

d_548332 「どうしてこんな格好しないといけないの！…」彼女の頬は紅潮し、拳をぎゅっと握りしめていた。鏡に映る自分の姿に戸惑い、怒りを滲ませた瞳でこちらを睨みつける。「こんなの、絶対おかしい…！」言葉では拒絶しながらも、弱みをにぎられている妹は俺の命令を断れるはずがない。「…恥ずかしいなら、今すぐやめてもいいんだぞ？」そう囁くと、彼女は息を呑み、…

d_546014 「ダメだよ、動いちゃ。」彼女はそう言うと、僕の肩を優しく押さえつけた。「熱がある時は、安静にしてないと。…ね？」そう言いながら、彼女は僕のYシャツのボタンを1つずつ外していく。男の人に触れることに抵抗がある彼女だと思っていたのに。こうして僕の看病をしてくれる手はとても積極的で…。そのギャップに、僕は興奮が抑えきれなくなっていく――― …

d_541478 「ごめんなさい。許して…！」普段は生意気な口ばかり叩く少女が、今は唇を震わせ、必死に懇願している。ついさっきまで強気な態度を崩さなかったくせに、追い詰められた途端、その瞳には焦りと後悔が滲んでいた。「さっきまでの勢いはどうしたんだ？」静かに問いかけると、少女はギュッと拳を握りしめる。反抗したい気持ちはまだ残っているのかもしれない。でも、今の状況…